FXは初心者は少額から始めるべき?おすすめFX口座を紹介!

FXは初心者は少額から始めるべき?おすすめFX口座を紹介!

FXに興味がありつつも、まだ実際に取引を始めていない人は、次のような思いを抱きがちです。

(もっとお金が貯まってから始めよう…。)

(もっと知識を身につけてから始めよう…。)

確かに、FXは資金があればあるほど有利であり、また知識の習得も重要です。

しかし、始めの一歩はできるだけ小さく、またできるだけ早く済ませておくことをおすすめします。

なぜFXは少額資金から始めた方が良いのか、そして少額資金でも稼げるのかどうか、本記事を通してぜひ学んでみてください。

少額でのFX取引におすすめの口座

どれだけ少額でFXを始められるかは、選ぶ口座によって決まると言っても過言ではありません。

本節で紹介するFX会社は、いずれも取り扱い通貨単位が小さく、それゆえに少額資金から始められる口座になりますので、ぜひ参考にしてみてください。

松井証券

引用元:松井証券

松井証券の主な特徴:

  • 1通貨単位でトレード可能
  • 充実のサポート環境
  • 利便性の高い取引ツール

とにかく少額資金から始めたいという方には、松井証券がおすすめです。

FXでは1000通貨からの取り扱いが一般的ですが、松井証券では1通貨から取引可能となっており、たったの100円からでも始めることができます。

少しでも早くからFX相場に参入し、経験という武器を育てたい方にとっては、これ以上ない環境といえるでしょう。

SBI FXトレード

引用元:SBI FXトレード

 

SBI FXトレードの主な特徴:

  • 1通貨単位でトレード可能
  • 積み立てFXサービス
  • ネット証券の最大手で信頼性も抜群

SBI FXトレードにおいても、松井証券と同様、1通貨から取引することができます

また、よりリスクを抑えた「積み立てFX」と呼ばれるサービスも提供しており、詳細は以下の記事にて解説しておりますので、参考にしてみてください。

積み立てFXとは?お得?それとも危険?特徴・メリットやおすすめ通貨を紹介!

投資・資産運用に興味がありつつも、何から始めるべきか分からない…と悩んでいる方は、ぜひSBI FXトレードから口座開設を検討されてみてはいかがでしょうか。

FXTF

引用元:FXTF

FXTFの主な特徴:

  • 高性能チャートツール「MT4」が利用可能
  • デモトレード環境が充実
  • 優秀な口座スペック

いきなり本番に挑む前に、デモトレードで基本を習得したいという方にはFXTFがおすすめです。

口座開設を済ませるだけでデモトレードが利用でき、またそれだけでなくMT4を用いたチャート分析も可能となります。

口座スペックとしても申し分なく、業界最高水準のスワップポイント・スプレッドで取引を堪能できますので、メイン口座サブ口座問わず開設しておきたいところです。

FX取引はいくらから始められる?

FXはどの程度の資金から始めることができるのか…必要資金については、レバレッジや通貨量によって以下表の通り変動します。

国内口座の多くは、1000通貨から取引できることが殆どで、その場合は約4000〜5000円程度。

一方で「松井証券」や「SBI FXトレード」のように、1通貨から取引できる口座を選べば、たった5円程度からでも取引を始めることができます

扱う資金が小さくなるほど、稼げる金額も少なくなってしまいますが、始めるためのハードルが下がると思えば、その選択も一案になるのではないでしょうか。

FX取引はなぜ少額から始められる?

理由1:最大25倍のレバレッジ

レバレッジとは「テコの原理」の意味であり、少ない力を活用してより大きな力を作用させる時に使われる言葉です。

FXにおけるレバレッジも同様の意味として使われており、口座資金を担保として、最大25倍までの金額を運用してトレードできるようになります。

【低リスク運用】FXで「レバレッジなし」によるメリット・デメリットとは?

 

仮に口座に100万円の資金が入金されていれば、2500万円までの取引が可能になるため、他の投資と比較しても、はるかに高い資金効率を実現できるでしょう。

ただし過度なレバレッジを適用させてしまえば、口座資金の殆どを失うことになる強制ロスカットのリスクも高まるため、最低限の注意は必要です。

理由2:エントリーの方向が選べる

FXでは「通貨を安く買って高く売る」だけでなく、「高く売って安く買い戻す」ことでも利益を出すことができます。

そしてエントリーの方向が選べるということは、それだけで資金の圧縮に寄与するのです。

 

例えば、高値圏においてロング(買い注文)でエントリーする際は、そこから反発して下落することも考えておかねばなりません。

含み損に耐え切るためには、それなりの資金余力も必要です。

 

しかし高値圏においては、さらに上昇するよりも下落する見込みが高く、だとすればショート(売り注文)のエントリーを選ぶべきでしょう。

そうすることで含み損の幅も限定されるため、必要とする資金の最小化に繋げることができます。

理由3:1口当たりの必要資金が小さい

株式投資の場合、取引単位は原則1単元(100株)です。

例えば任天堂の株価は、1株= 63000円(2022年4月)となっており、株式を保有するためには630万円もの資金が必要になります。

選ぶ銘柄にもよりますが、1単元(100株)ごとで取引することになる株式投資では、やはり多くの運用資金が必要になるでしょう。

一方FXの場合は、上述したように1通貨単位で取引することも可能であり、資金をそこまで必要としておりません。

この1口当たりの小ささこそが、FXを少額からでも始められる最たる理由といえるでしょう。

FX初心者は少額から始めるべき理由

理由1:早いうちからスキルを習得できる

FXでは、大きく分けて2つのスキルが存在します。

1つはトレード自体のスキルであり、チャートの見方やインジケーターの使い方といった、知識と経験によって習得できるものです。

FXおすすめインジケーターとは?注意点や取引ツールも紹介! FXおすすめインジケーターとは?注意点や取引ツールも紹介!

 

もう一方は主にメンタルの部分であり、損失を許容できるキャパシティや、大金を扱っても動じないお金の器など、人によって異なる領域になります。

さて上記の文面から分かる通り、たとえ少額資金からでもトレードのスキル自体は習得可能です。

また少しでも早くスキルを習得することは、個人の運用が不可欠となる今後の日本において、間違いなく大きなアドバンテージになるでしょう。

理由2:大損失のリスクを避ける

慣れないうちから大きな金額でトレードするのは大変危険です。

例えばカジノへ行ったとして、ろくにルールもわからないまま大金をベットする狂人は、そういないでしょう。

FXの相場もこれと同じで、ルールやセオリー、また正しい知識を身につけておかねば、余程の天才でない限り生き残ることはできません。

そのため「少額資金からでも始められる」というよりも、むしろ「少額資金から始めるべき」なのです。

理由3:始めることで得られる気づきがある

「始めは、全体の半ばである」これは哲学者プラトンの言葉です。

何事も為すためには、まず始めなければなりませんが、始めた時点で目標の半分まで達成できているという意味になります。

FXもこれと同じであり、始める以前の段階においては、難しいのではないか…大きく損してしまうのではないか…と、色々と不安に思うこともあるでしょう。

しかし実際に始めてみると、そこまで難しくなく、またトレードのスキルを磨くことで安定して稼げるということに気づけるはずです。

この気づきを得るにあたっては、資金の大小は関係ありませんので、兎にも角にもまず始めてみることが重要なのです。

FX取引を少額から始めるメリットは?

ゴールデンクロスとは?意味・見方のポイントなど分かりやすく解説ゴールデンクロスとは?意味・見方のポイントなど分かりやすく解説

メリット1:始めるだけ得られる様々な恩恵

少額からでも始めることで、様々な恩恵を受けることができます。

・各FX会社が提供するチャートツール

・口座開設の特典や取引量に応じたキャッシュバック

・為替ディーラーによるWEBセミナー

・指標発表や経済ニュース等のプッシュ通知

これらのコンテンツは全て無料であり、取引量や運用資金は関係ありません。

逆に言えば、資金が貯まるまで運用を躊躇している人は、上記項目から学ぶ機会を損ねているとういことになるでしょう。

メリット2:負担がかからない

最初から大きな資金で運用してしまうと、価格の変動が気になって、精神的な負担を感じてしまうでしょう。

FXにある程度慣れてくると、負担の調整も容易になりますが、初心者にとってはそれさえ挫折の元となりかねません

しかし少額資金の運用であれば負担も少なく、最悪の場合でも勉強代として納得できるのではないでしょうか。

お金を失って後悔するよりも、FXについて学ぶ機会を優先すべきなのです!

メリット3:トレード経験を積める

FXで勝ち続けるためには、知識よりも実践での経験がはるかに重要です。

スポーツに関しても、ルールやノウハウを学んだところで、それが実力の向上にそのまま反映されるわけではありませんよね。

練習と実践と積み重ね、試行錯誤を繰り返すことで、ようやく実力の向上に至るのです

FXも同様に、練習や実践がなければスキル向上は望めませんが、資金がないからといって経験値が得られないわけではありません

たとえ少額資金だとしても、自分で稼げるようになるチャンスがあるのだとすれば、それは極めて安い買い物と言えるのではないでしょうか。

メリット4:大きく稼げる夢もある

25倍という大きなレバレッジを活用できれば、単純に資金効率も25倍、運用益だけで生計を立てるのも夢ではありません。

株式投資の世界では「1億円あれば配当だけで食べていける」なんてことを言われたりしますが、FXの場合はその4%の400万円でOK!

かりに数十万円規模の運用だとしても、レバレッジを効かせることで数百万〜数千万円規模の取引を実現できるため、副業としても十分な稼ぎが狙えます。

億万長者の多くはFXで稼いだことがきっかけという人も多いので、その収益性はやはり随一のものといえるでしょう。

FX取引を少額から始める注意点は?

注意点1:利益の小ささ

投資において、リスクとリターンは常に表裏一体

そのため少額資金で運用するうちは、あまり大きな利益を得ることはできないでしょう。

しかし焦ってロットを大きくしたり、やみくもにポジションを保有する必要はありません。

少額資金で運用するうちは、お金に縛られるよりも、経験や知識を得るための期間と割りきってトレードに取り組んでみてください。

注意点2:運用資金とメンタルの関係性

これは、筆者自身の実体験です。

 

資金10万でスタートして、順調に勝ち方を学び、次なるステップとして資金100万円でのトレードに挑戦することを考えてみてください。

普通に考えれば、運用資金が増えようが、全く同じやり方を再現すれば、今までと同じように勝てるはずです。

しかし、人間は誰しも欲に弱く、資金が大きくなるにつれて正常な判断が難しくなってしまいます

 

数百円、数千円単位の損切りは躊躇しなかったものの、数万円に膨れ上がると、そこに今までの経験は通用しません。

結局、手遅れになったところでロスカットされて手仕舞いとなりましたが、本記事を読んでくださる皆さんも、運用資金を増やす際は注意していただければと思います。

メンタル面のトレーニングが十分でなければ、今までに習得した手法やスキルは、運用資金によって大きく変わりうるのです。

注意点3:「少額資金 = 勝てない」は間違い

少し負けが込んだとき、次のように考えてしまう人も多いのではないでしょうか。

(実力ではなく、資金力で負けたのだ。)

(もっと資金があれば、ロスカットも免れて逆転できたはずだ。)

FXは参加者同士の資金をやり取りするゼロサムゲームであり、資金が豊かなほど稼ぎやすくなることは事実です。

ただ少額資金だからといって不利になることはなく、勝率自体は殆ど変わらないでしょう。

仮に負け続けている取れば、資金のせいにするのではなく、運用資金に応じた手法、適したロット数があるかどうか再度検討されてみてはいかがでしょうか。

注意点4:過度なレバレッジは避ける

レバレッジを過度に効かせすぎないよう調子しましょう。

なぜなら、最大レバレッジにあたる25倍を超えてしまうと、強制ロスカット(含み損を強制的に決済されること)が執行されてしまうからです。

【強制ロスカット】FX初心者の9割が稼げない?よくある失敗例5選 【強制ロスカット】FX初心者の9割が稼げない?よくある失敗例6選

 

トレーダーとしては、レバレッジを超過させないよう、日頃から配慮しておかねばなりません。

レバレッジの活用は、間違いなく資金効率の向上に寄与するものですが、資金が少ないうちは大きなメリットが得られないため、資金の増加とともに徐々に慣らしていく程度の認識でOKです。

注意点5:スキャルピングは避ける

初心者であるうちは、極力スキャルピングを避けることをおすすめします。

なぜなら、スキャルピングに求められる技量は大きく、少額資金から取り組んだとしても勝てる見込みは少ないからです。

仮に数回勝てたとしても、資金が少ないうちは1回の負けで全てを失いかねませんので、なるべく長期を前提としたスイングトレードを意識してみてください。

また少額資金からでも運用できる自動売買サービスもありますので、そちらを稼働させるというのも一案です。

【アプリ版】初心者でも稼ぎやすい!おすすめFX自動売買とは?

賢いFX取引のコツ

コツ1:運用スタイルの確立

自分はどのようなスタイルで運用していくのか、まずはそれを決めておく必要があります。

スポーツの例でいえば、ピッチャーなら投球練習に絞る必要がありますし、長距離選手にとっては短距離走の練習は必要ないでしょう。

それと同じように、自分に適したトレードスタイルを磨き続け、次第にそれが勝ちパターンへと昇華していくのです。

またトレードスタイルや勝ちパターンは無数に存在するため、どれを選べばいいのかわからない…といった方には、まずは自動売買をおすすめします。

長期運用が前提となっている自動売買を通じて、メジャー通貨の値動きや、資金とレバレッジの関係性など基本が一通り学べるため、トレードスタイルも見つかりやすくなるでしょう。

コツ2:確信を得るまで複利は禁物

複利とは、得た利益をそのまま再投資する運用戦略であり、複利を活かすことでパフォーマンスを飛躍的に上昇させることができます。

【シミュレーションあり】FXにおける効率的な複利運用とは?

 

とはいえ初心者のうちから、また資金が少ないうちから複利を意識する必要はりません。

複利運用は、言わば資金の大部分をオフェンスに回すことであり、慣れないうちはリスクの高い運用になるからです。

自分の型や運用スタイルが決まるまでは、余裕資金も稼いだ利益も、さらに飛躍するための勉強代に充てるくらいで丁度いい塩梅になるでしょう。

コツ3:ロスカットラインを常に意識

レバレッジや資金の管理を徹底するために、ポジションのロスカットラインは常に把握しておきましょう。

 

例えば〇〇万円の運用資金で〇〇Lot保有した時、どのレート帯で強制ロスカットが執行されるのか、毎回きちんと把握できているでしょうか?

把握していなければ「朝起きたら、口座資金の全てを失っていた…」という最悪のケースも考えられます。

 

というわけで、日頃から強制ロスカットの把握は徹底しておきましょう!

その際活用したいのが、みんなのFXが提供する証拠金シミュレーションです。

初心者トレーダーの中には「損切りが苦手…」という人が多くいますが、耐え切れるラインを把握しておくことで、不要な損切りそのものを減らしていけるのではないでしょうか。

FX取引の上達方法とは

ポイント1:デモトレードで練習しない

FXのスキルを向上させるためには、デモトレードを頼るべきではありません

なぜなら実際のお金が絡んでいない状況下では、本気になって取り組めないからです。

デモトレードは意味がない!?FX初心者が意識すべきポイントとは

 

デモトレードのような「負けても失うものが何もない」状況下では、負けたところで教訓や経験が得られず、本気で改善していこうという気持ちになれないでしょう。

それに気づかず、たまたまデモトレードで勝ってしまった人は、本番で負けると「練習では勝てているから大丈夫だ」そう言い聞かせて資金を溶かし続けることになります。

 

デモトレードは、FXに対する慣れや基本の習得に向けては有用となりますが、リアルトレード独特の緊張感やストレスまで再現することはできません

FXの経験は、自分のお金を運用することによって養われていくため、デモトレードには早々に見切りをつけるべきなのです。

ポイント2「広く浅く」よりも「狭く深く」

FXには必勝法と呼べる手法は存在しませんが、稼ぎやすい手法は無数に存在しています。

ただし「手札が多い=有利」とは限らないことに注意しましょう。

 

例えば野球のピッチャーであれば、投げる球種は多ければ多いほど、相手を出し抜けるため有利になります。

しかしFXの場合、1つの手法を極めるだけで稼げるようになり、強い武器1つあれば他に頼る必要はありません。

 

圧倒的に稼げる革新的な手法があるのではないかと、手法を次々と変えていく初心者の方がいますが、武器を鍛えていないからこそ稼げていないのです。

もちろん、手法を触ってみないことには自分に適しているかどうかは分かりませんが、手法を広く浅く習得したとしても、あまり意味がないということを覚えておきましょう。

まとめ:少額資金ならではのメリットも多い!

本記事では、少額資金からでもFXを始めるべき理由について、以下のポイントを中心に解説しました。

  • 少額資金での取引におすすめの口座
  • FXはいくらから始められる?
  • 少額資金から始められる理由について
  • 少額資金から始めるべき理由について
  • 少額資で始めるメリット・注意点
  • 取引のコツと上達方法について

大抵の初心者の方は、資金が十分にないと、運用を躊躇してしまうかもしれません。

しかし資金が少ないからこそ取れるリスクもあり、また今現在トップトレーダーと呼ばれる人のほとんどが、皆さんと同じように少額資金から挑戦されています。

また、最近では投資家によるライブ配信も賑わっており、2万円からどこまで儲かるのかといった企画も人気です。

基本に則ってトレードできれば、少額資金からでも十分に「億」の利益も狙えることが分かりますので、本記事をきっかけに、ぜひ皆さんも億り人の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

以上、参考にしていただければ幸いです。