スイス・フランショックとは?今後のFX取引に関する注意点について

スイス

投資の歴史は古く、紀元前1700年、ハンムラビ法典に記されていた担保の差し入れの手段に対する法の枠組みが起源、と言われています。

その長い歴史と比べて、日本におけるFXの歴史はたった約30年ほどですが、その短い間でも多くのトレーダーの人生を良くも悪くも激変させた大事件が何度も起きました。

そんな中、今回取り上げるのは2015年1月15日に起きた『スイス・フランショック』です。

たった20分で多くのトレーダーを強制ロスカットさせ、世界的に人気のあった証券会社を破綻へと追い込んだFXの歴史的大事件。

この記事では、そのスイス・フランショックの全貌と、スイス・フランという通貨の特徴を詳しく解説していきます。

スイス・フランとは?

スイス・フランとは?

スイス・フラン(CHF)は、スイス(正式名称はスイス連邦)、リヒテンシュタイン(リヒテンシュタイン公国)、カンピョーネ・ディターリア(イタリア共和国の中にある地域名)で使われている通貨の名称です。

また、スイス国内にあるドイツ領地のビュージンゲンでは、非公式通貨として流通しています。

スイス・フランが誕生したのは1850年と、今から170年ほど前のこと。

当時、建国されたばかりのスイス連邦は、国内で流通していた多国籍の通貨を一本化するために、統一通貨としてスイス・フランを制定しました。

また、スイス・フランにはサンチーム(ct)と呼ばれる補助通貨(日本で言う硬貨と紙幣の関係)が使われており、100サンチームでスイス・フランと換算されます。

FX取引におけるスイス・フランの特徴

FX取引におけるスイス・フランの特徴

そんなスイス・フランを投資家たちは「安全資産」として好んでおり、米ドルスイス・フラン(USDCHF)は、世界で7番目に取引されている通貨ペアとして人気を博しています。

ここからはスイス・フランの特徴について、さらに深堀りしていきましょう!

特徴1:セーフヘブン(隠れ家・安全)通貨

スイスは永世中立国(えいせいちゅうりつこく)と呼ばれる、多国間で戦争があっても一切介入しない中立国家として、1815年のウィーン会議にて承認を得ていました。

そのことから、他国の情勢に振り回されにくい特性があり、スイス・フランは「安全資産」として、確固たる地位を築き、世界経済の悪化や軍事的な緊張が高まると、全資産であるスイス・フランや金(ゴールド)の買いが強まる傾向があります。

例えば、2001年に米国で起きた9・11テロ、2003年のイラク戦争開始時、2010年から2011年に中東やアラブ諸国の民主化運動の激化など、世界的に軍事的な緊張が高まった時はスイス・フランが一気に高騰しました。

ここ最近だと、2020年3月のコロナショック時にもスイス・フラン買いの傾向が見られましたね。

また、スイスという国の安定力の高さもスイス・フランがセーフヘブン(安全資産)とされる要因となっています。

  • 2018年末の対外純資産は99兆5,142億円で世界第6位
  • 2018年の経常黒字は対国内総生産(GDP)比で9.78%
  • 2018年の金保有残高は1040トンで世界第8位

中立国家と国家の黒字経営の両面で安定力を見れば、スイス・フランが安全資産として扱われことも納得がいきますね。

特徴2:日本と同じマイナス金利政策

またスイスでは、日本と同じくマイナス金利政策を導入しています。

このマイナス金利を導入したきっかけが、2008年の金融危機でした。

アメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの経営破綻が引き金に、世界各国で金融危機が発生したこの年、安全資産であるスイス・フランに世界中から買い殺到。

またたく間にスイス・フランが高騰して、市場に出回るスイス・フランの流通量が急激に減少、そして経済の循環が一気に停滞しました。

スイスの中央銀行は、このような経済循環の停滞が再発しないように、2013年からマイナス金利政策を実施。

マイナス金利にすることで、スイス・フランの保有で得られる金利をなくしたことで、資産をスイス・フランに変更するよりも、市場に流通させるほうがお得な環境を強制的に作りました。

ちょっと規模が大きい話が続きましたが、私達のような個人投資家にもマイナス金利の影響が少なからずあります。

その代表が、FXのスワップポイントです。

スワップポイントとは、保有する通貨と売り払った通貨の金利差のことを指します。

スワップポイントをご存知でない方は、こちらの記事で予習しておくと、ここから先の解説の理解度がグッと上がるので、お時間のある方はぜひご覧ください。

スワップポイント スワップポイントの計算方法は?その仕組みと注意点を解説

ここで押さえておきたいのは、スワップポイントはトレードで保有する通貨の金利に依存するということです。

例えば、スイスの金利は-0.75%、日本は-0.10%の時にスイス・フラン円(CHF/JPY)を買いでエントリーすると、

-0.75% -(-0.10%)=-0.65%

となり、スワップポイントはマイナスになります。

反対に、スイス・フラン円(CHF/JPY)を売りでエントリーすると、

-0.10% -(-0.75%)=0.65%

となるので、スワップポイントはプラスになります。

※この金利は2021年6月現在の数値を採用しています

ここでスワップポイントがプラスに大きいほど、FXでポジションを保有し続けるだけで金利差の利益が発生するので、後述するキャリートレードで利益を狙う際はスワップポイントでの利益も一緒に狙っていくと、効率よく稼いでいけるでしょう。

スイス・フランショックとは?要因や影響は?

スイス・フランショックとは?要因や影響は?

そしてスイス・フランを語る上で忘れてはならないのが、多くのトレーダーを強制ロスカットに追い込んだ大事件「スイス・フランショック」です。

スイス・フランショックはいつ起こったの?

スイス・フランショックが起きたのは2015年1月15日の午前10時30分。

2011年から3年半、スイス・フランの高騰を防ぐために1ユーロ=1.20スイス・フランを上限に取引してきたスイス国立銀行(中央銀行)が、この上限を廃止することを発表。

これにより、スイス・フランの買いが殺到して、わずか20分ほどで米ドルスイス・フラン(USD/CHF)では2820pips、スイス・フラン円(CHF/JPY)では3947pipsの大暴騰が起きました。

ちなみに、2008年のリーマン・ショックや2011年の東日本大震災といった世界的な事件でもこれほどの急変動は起きなかったので、多くのFXトレーダーにとってまさに青天の霹靂(せいてんのへきれき)だったと思います。

スイス・フランショックの要因

スイス・フランのショックの主な要因は、国民からのプレッシャーとユーロ安の継続だと言われています。

もともと、1ユーロ=1.20スイス・フランを定めた背景には、スイス・フランの高騰を抑え、通貨の流通量の減少を抑制するためのものでした。

しかし、上限を設定することで、ユーロ安に相対してスイス・フラン安になることをスイス国民が問題視。

そして2014年11月、スイス国立銀行の資産に一定比率の金を組み入れるべきとの国民投票に発展、辛くも、否決されましたが、国民からの強いプレッシャーがかけられるようになりました。

さらに、2015年1月22日のECB政策理事会(ユーロ圏の政策金利について話し合う会議)で、ECBの国債買い入れによる量的緩和策が導入される見通しが強まったことで、ユーロ安の継続がさらに濃厚。

その結果、スイス国立銀行は1月15日、ECB政策理事会の直前に市場操作の断念を決定しました。

スイス・フランショックの影響

たった20分で3000pips、4000pipsの大変動を起こしたスイス・フランショックは、FXのトレーダーにとってもまさに悪夢と言える出来事。

通常であれば証拠金維持率が一定の価格を下回ると、証券会社から強制ロスカットが入りますが、スイス・フランショックのように短期間での急変動の場合、強制ロスカットも間に合わず追証による負債を抱えるトレーダーが続出しました。*

また、海外の人気FX証券会社「アルパリ(UK) Limited」が、スイス・フランショックによって破綻。

これを受けて、アルパリ・グループの日本法人である「アルパリジャパン」では、全口座のポジションが強制決済され、新規ポジションの保有、入金、新規口座開設ができなくなりました。

幸い、日本国内のFX証券会社はすべて顧客資産を信託保全することが義務づけられていたので、預けていた資金は全て戻ってきたそうですが、この未曾有の危機を体験したトレーダーは生きた心地がしなかったでしょう。

なお、他の日本国内の証券会社では、スイス・フランの取引量自体が少なかったため、損失はあったものの、証券会社ごと破綻するようなことはありませんでした。

(*)ロスカットが間に合わず、証拠金がマイナスの状態で強制ロスカットされたので、差額を証券会社から請求される状況

証拠金維持率 証拠金維持率とは?ロスカットについても解説!

今後のスイス・フランに関する見通し

今後のスイス・フランに関する見通し

スイス・フランショック後は比較的に安定が続いているスイス・フランですが、今後はどのような値動きをしていくのか、チャートを使って見ていきましょう。

米ドルスイス・フランの見通し

まずは米ドルスイス・フランです。

米ドルスイス・フラン

2014年12月から高値を押さえつけられている状態で、なかなか上昇できず、レンジ相場が続いています。

こうやって見ると、高値と安値が切り下げているので、ダウ理論的には下落トレンドが成立しています。

このまま、今後サポートラインを突破すると、一気に下落が強まる可能性が高いですね。

ダウ理論 ダウ理論をマスターして相場を攻略しよう!

スイス・フラン円の見通し

続いて、スイス・フラン円です。

スイス・フラン円

スイス・フランは2018年の直近高値を突破して、高値と安値が切り上がっているので、ダウ理論的に上昇トレンドが発生しています。

2021年6月現在の世界情勢を鑑みると、まだまだリスクオフが続くようなので、スイス・フランの買いが強まる可能性が高いでしょう。

また、2021年の12月にはスイスの大統領・副大統領選挙が控えているので、年末あたりでファンダメンタルズ的な要因での変動があるかもしれません。

スイス・フランの取引に関する注意点

スイス・フランの取引に関する注意点

次に、スイス・フランの取引時に注意すべきポイントを5つご紹介します。

FXは情報戦と言っても過言ではないくらい、知っているか、知らないかで、戦い方が大きく変わってきます。

少しでも有利にトレードするためにも、ぜひここでポイントを押さえておきましょう。

注意点1:有事のスイス・フラン買い

かつては「有事のドル買い」という言葉があるくらい、米ドルが高く信頼されていましたが、2001年の同時多発テロをきっかけにドル買い信仰は崩れ、有事(リスクオフ)の時は日本円やスイス・フランが買われるようになりました。

また、安全資産として人気の金(ゴールド)との相関関係が高い特長もあるので、ゴールドの相場と合わせてチェックすると良いでしょう。

注意点2:キャリートレード向け

スイス・フランのマイナス金利、安全資産という特長を最大限活かすには、数週間から数ヶ月単位でポジションを保有するキャリートレードがおすすめです。

そこで注目したいのがスワップポイントです。

スイス・フランは安全資産ということもあり、為替の変動も小さいためキャリートレードでも大きな利益を狙うのは難しいでしょう。

そのため、前述で解説したスワップポイントを意識することで、pipsとスワップポイントの両方で利益を狙うのがおすすめです。

キャリートレード キャリートレードってなに?特長や魅力を徹底解説します。

注意点3:注目の経済指標

そして経済指標も目が離せません。

特にここで紹介する3つの指標は、スイス・フランへの影響が大きいと言われている指標なので、発表前後は相場の変動に注意しましょう。

ファンダメンタルズ これだけ押さえておけばOK!ファンダメンタルズの見方

SVME購買部協会景気指数

スイス経済の動向を表す代表的な指標の一つで、毎月発表されます。

50を上回ると企業側から見て好景気、下回ると企業側から見て不景気とみなされます。

失業率

スイス労働力人口に対する失業者数の割合を示す指標で、この失業率が上昇するとスイス・フランが売られやすくなります。

消費者物価指数

スイスの物価の変動を指標で、先月の数字と比べて数字が良くなれば景気が良くなっていると判断され、スイス・フランが買われやすくなります。

注意点4:スイス・フラン円とユーロ円の相関関係

そして、スイス・フラン円とユーロ円のチャートは、相関関係が高いという特徴があります。

スイス・フラン円とユーロ円の相関関係

短期的には相関関係がない場面もありますが、長期的な視点で見るとほぼ同じように推移しているので、相関関係が高いことがわかります。

そのため、スイス・フラン円やユーロ円でトレードする際は、互いに意識されているサポレジラインなどをチェックするようにしましょう。

注意点5:隣国の動きにも注目

スイスはフランス、ドイツ、オーストリア、イタリアのEU諸国に四方を囲まれているので、隣国の指標発表や情勢の変化による影響を受けやすい傾向があります。

先程例に挙げた、スイス・フラン円とユーロ円の相関関係を見てわかるように、EUとの関連性も強いので、EU関連の経済指標にも注意をしなければなりません。

特に、毎月発表される欧州中央銀行(ECB)政策金利は、影響力の大きい指標なので、特に注意しましょう。

スイス・フランの運用におすすめのFX会社5選

スイス・フランの運用におすすめのFX会社5選

そして最後に、スイス・フランを運用する際に、オススメの証券会社を5つご紹介します。

証券会社ごとの特長も併せて解説していくので、ぜひあなたに合った証券会社を選んでくださいね!

FX会社1:みんなのFX

最初に紹介するのは、「みんかぶFX」のFX会社比較スプレッド部門と総合部門で、2019年の第1位を獲得した人気の証券会社、「みんなのFX」です。

みんなのFXは他社を抜いて、スワップポイントがとにかくお得!

高金利で人気のトルコリラ南アフリカランドなどでスワップポイント狙いの運用に最適ですが、スイス・フランのようにスワップポイントとpipsの両方で利益を狙うキャリートレードにもおすすめです。

さらに、24時間体制のコールセンターもサポートもあるので、これからFXを始めるという方にも安心して取り組めるでしょう。

そんなみんなのFXについて、さらに証券会社の魅力を知りたいという方は、こちらの記事をぜひご覧くださいね。

みんなのFX みんなのFXの評判や魅力を解説!顧客第一主義に徹底した証券会社

FX会社2:ヒロセ通商

続いて紹介するのは、ライオンのイラストがトレードマークの「ヒロセ通商」です。

ヒロセ通商の特長は、他社を圧倒する豊富な通貨ペアです。

これまでご紹介してきた、スイス・フラン円や米ドルスイス・フラン以外にも、

ポンドスイス・フラン(GBPCHF)
ユーロスイス・フラン(EURCHF)
オーストラリアドルスイス・フラン(AUDCHF)
ニュージーランドドルスイス・フラン(NZDCHF)
カナダドルスイス・フラン(CADCHF)

など、

主要通貨とスイス・フランのペアはもちろん、その他にもマイナー通貨も多数取り揃えているので、トレードのチャンスを増やしてもっと早く稼ぎたい!という方におすすめです。

さらにヒロセ通商では、ユーザーに嬉しい独自のサービスが展開されているのですが、こちらについて詳しく知りたい方は、ヒロセ通商について解説したこちらの記事をどうぞご覧ください!

ヒロセ通商 ヒロセ通商の特長を解説!【スキャルピングトレーダー向け】

FX会社3:LIGHT FX

次に紹介するのは、FXの情報サイト「みんかぶFX」のスワップ部門で、2019年、2020年の人気1位を獲得した「LIGHT FX」のご紹介です。

LIGHT FXをおすすめする最大の理由は、国内最高クラスのスワップポイントがもらえることはもちろん、LIGHT FX独自のトレードアプリが大好評!

直感的な操作とワンタップで簡単にトレードできるスマホ専用アプリや、値動きをあらゆる角度で詳しく分析できるパソコン専用のアプリなど、FXを始めたばかりの方から毎月100万円以上を稼ぐ上級者まで、ずっと使い続けられる高性能なトレードアプリが使えます。

そんなLIGHT FXのトレードアプリを使っている、ユーザーの使用感や感想をこちらの記事で掲載しているので、LIGHT FXでの口座開設を検討されている方は、ぜひご覧くださいね。

LIGHT FX LIGHT FXの特長や評判を解説!初心者にも使いやすい!

FX会社4:DMM FX

続いては、人気タレントのローラさんのCMでおなじみの「DMM FX」です。

DMM FXをおすすめする理由は、とにかく手軽に始めやすいという点。

多くの証券会社の場合、口座開設まで数日から1週間ほどかかってしまうのですが、DMM FXの場合、最短1時間でトレードが可能!

さらに、国内初のLINEを使ったカスタマーサポートへの問い合わせができるので、FXを手軽に始めたいという方にはもってこいのサービスが揃っているので、お仕事で忙しい方でも取り組みやすいでしょう。

さらに、DMM FXでは、取引ごとにもらえる独自のポイントシステムがあるのですが、これがまた嬉しいサービスなんです。

こちらの記事で、ポイントシステムについて詳しく解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてください!

DMMFX DMMFXの特長や評判、魅力を徹底解説!

FX会社5:外為どっとコム

そして最後にご紹介するのは、あの白石麻衣さんがイメージキャラクターを務める「外為どっとコム」です。

外為どっとコムの特長は、手数料が安い、スプレッドが狭いなど、色々ありますが、何より少額からスタートできることが最大の魅力。

日本の証券会社の中でも最小水準の4,000円の資金から取引が可能なんです!

「FXを始めたいけど、最初から5万円、10万円を準備するのはちょっとなぁ・・・」
「自分にあっているかどうか、実際にやってみて考えたい」

という方でも、他社と比べてもかなり低いハードルからFXを始められるでしょう。

さらに、外為どっとコムでは、新規口座開設をすると最大103,000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンを実施中!

詳しくは、こちらの記事をご覧くださいね!

外為どっとコム 外為どっとコムを完全解説!手数料0&業界最狭水準のスプレッド!

以上、スイス・フランショックの全貌と、スイス・フランの特徴についての解説でした。

ぜひ、あなたのトレードに役立てていただけると幸いです。

出典:マネックス証券|第143回 スイスフランショックの教訓と今後の相場

よくある質問

スイスフランショックから回復しつつあるスイスの現状は?

工業、観光業、小売業など、経済の鍵を握る主要産業の一部ではフラン高による厳しい状況が続いている状況です。ただ、ウクライナ情勢によって今後の変動は注視する必要があります。

スイスフランショックのような事件を回避するため、何をすれば良いですか?

スイスフランショックのように、数分間で相場が大きく変動するような動きは珍しいですが、各国要人の発言によって100pipsレベルの変動があるのは珍しくありません。常に有益な情報を収集し、分析することがトレードでマイナスにならないために重要な能力なので、インプットを強化するようにしたほうが良いでしょう。

スイスフランショックのような爆落で強制ロスカットが機能せず、逆指値注文もできなかったときに、追証を防ぐための対策としてどうすれば良いでしょうか?

証拠金維持率を意識してトレードを行うことを意識しましょう。特に、ショック相場が来る前に大きなニュースが飛び込んでくることは多々あります。ファンダメンタルズの情報もキャッチアップしつつ、相場に大きな変動があっても対応できるように備えることが重要です。