ドルの堅調、円の軟調が続くか?【2021年3月2日】

2021年3月2日ドルの堅調、円の軟調が続くか?

おはようございます。だいまんです。

2021年3月2日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米長期金利に落ち着きが見えたことで、NY株価3指数が大幅に反発したが、リスクオンのドル売りは強まっていない。米経済指標としては、2月マークイット製造業PMI改定値やISM製造業景気指数が、市場予想を上回り、ドルを支えた。

ドル円は、バーキン・リッチモンド連銀総裁が「イールドカーブの状況は見通しに対する自然な反応」と発言、米長期金利の上昇に合わせて106.89まで反発、ユーロドルは、ユーロ圏各国の製造業PMIや独2月消費者物価指数が、市場予想を上回ったが反応は鈍く、ビルロワドガロー仏中銀総裁が「最近の利回りの上昇は不当であり、ECBはそれに対応する必要、選択肢には必要に応じて預金金利の引き下げが含まれる」と発言したこともあって、1.2028まで売りに押され、ポンドドルも一時1.3904まで値を下げた。

一方クロス円では、ユーロ円が128.22、ポンド円が148.35まで下落、オージー円は83.14まで反発、NZD円は7.73から77.12で上下し、カナダ円は84.48まで買い戻された。

3月2日の注目材料

  • 08:30 (日) 1月失業率 (前回2.9% 予想3.0%)
  • 08:30 (日) 1月有効求人倍率 (前回1.06 予想1.06)
  • 08:50 (日) 2月マネタリーベース [前年同月比] (前回18.9%)
  • 08:50 (日) 10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資額 [前年同期比] (前回-10.6% 予想-2.0%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期経常収支 (前回100億豪ドル 予想131億豪ドル)
  • 09:30 (豪) 1月住宅建設許可件数 [前月比] (前回10.9% 予想-2.0%)
  • 09:30 (豪) 1月民間住宅建設許可件数 [前月比] (前回15.8%)
  • 12:30 (豪) 豪準備銀行・政策金利発表公表 (現行0.10% 予想0.10%)
  • 16:00 (英) 2月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回-0.3% 予想-0.4%)
  • 16:00 (英) 2月ネーションワイド住宅価格 [前年比] (前回6.4%)
  • 16:00 (独) 1月小売売上高指数 [前月比] (前回-9.6%(-9.1%) 予想0.5%)
  • 16:00 (独) 1月小売売上高指数 [前年同月比] (前回1.5%(2.8%) 予想1.4%)
  • 17:55 (独) 2月失業者数 [前月比] (前回-4.10万人 予想-1.00万人)
  • 17:55 (独) 2月失業率 (前回6.0% 予想6.0%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 2月消費者物価指数・速報値 [前年同月比] (前回0.9% 予想1.0%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 2月消費者物価指数コア指数・速報値 [前年同月比] (前回1.4% 予想1.1%)
  • 22:30 (加) 第4四半期GDP [前期比年率] (前回40.5% 予想7.2%)
  • 22:30 (加) 12月月次GDP [前月比] (前回0.7% 予想0.1%)
  • 22:30 (加) 12月月次GDP [前年同月比] (前回-2.8% 予想-2.8%)
  • 23:45 (米) 2月ISMニューヨーク景気現況指数 (前回51.2)
  • 23:45 (米) 2月ニューヨークNAPM指数 (前回818.2)
  • 03:00 (米) ブレイナードFRB理事・外交問題評議会参加
  • 04:00 (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁講演(NY経済クラブ)
  • 06:30 (豪) 2月AIG建設業指数 (前回57.6)
  • 06:45 (NZ) 1月住宅建設許可件数 [前月比] (前回4.9%)

3月2日の相場見通し

昨晩は、米長期金利が落ち着き、株価が大きく反発しましたが、リスクオンの動きは広がっていません。市場はあくまで、この反発を、株価の急落や米長期金利の急上昇の調整に過ぎないと見ているのかもしれません。

今後も米長期金利や株価の動きに注意が必要ですが、当面上下が見えた感じもあって、揉み合いを前提の対応するのが良いかもしれません。

本日の経済指標としては、日本の1月失業率・有効求人倍率と10-12月期法人企業統計調査、豪第4四半期経常収支と1月住宅建設許可件数、豪準備銀行・政策金利発表公表、英2月ネーションワイド住宅価格、独1月小売売上高指数と2月失業者数・失業率、ユーロ圏2月消費者物価指数・速報値、加第4四半期と月次GDP、米2月ISMニューヨーク景気現況指数とニューヨークNAPM指数、NZ1月住宅建設許可件数などが発表されます。

経済指標に対する関心度が低下していますが、豪準備銀行の政策金利は、据え置きが想定されています。またコロナ悪影響が薄らいだといえども、直ぐに金利を引き上げるような状況ではありません。確かにこの結果が、豪ドルが大きく売られる可能性は低いでしょうが、一方で買いの強い材料となる可能性も低いことは、留意しておきましょう。

またユーロ圏の指標も良好が続いています。ただ、昨日もその結果で、ユーロ相場が買われる動きとなっていません。今夜のユーロ圏の指標が強い結果となっても、利食い場ぐらいの考えるのが良いかもしれません。

その他、特別なことはありませんが、FRB要人の長期金利の関する発言には、注意しておきましょう。

3月2日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

豪ドル・ドル

  • 予想レンジ:0.7720~0.7820
  • 基本戦略: 押し目買いから戻り売り
  • 予想時間:10:07 予想時レート: 0.7760

豪ドル・ドル相場は、下値を0.7006と0.6992でダブル・ボトムを形成して、上昇が0.8007まで拡大。ただ、サイコロジカル的に重要な位置に到達して、トピッシュな形。スロー・ストキャスティクスも反転下落となっており、一旦達成感となる可能性に注意しておきたい。

ただ、下値は日足の雲の上限となる0.7687前後を維持すると良いが、0.7652の戻り安値を割れると0.7583まで視野となるが維持では良いが、0.7564の戻り安値や0.7521の雲の下限を割れると短期サポートが崩れ、0.7515、0.7462の下ヒゲを割れると0.7374-0.7423の戻り安値、0.7339―52、0.7255―81まで視野となるが、この維持は不透明も0.7223の安値まで割れると、崩れ気味となり、その場合0.7029-50まで視野となる。また0.6992安値まで割れると下落が加速する可能性となり、0.6878-73ゾーン、0.6810-33ゾーンまでターゲットとなる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、0.6778の戻り安値まで割れと過去のレンジゾーンとなる0.6255-0.6571までターゲットとなる。

一方上値は、既に0.7786の基準線、0.7850の転換線から0.7884の戻り高値が抑えると弱い。あくまで0.8007の高値を越えて、0.8068や0.8337の2018年の戻り高値が視野となるが、こういった位置の上抜けは現状不透明となる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ず、反発での売り狙いとなるが、まず早期は、0.7687-93が維持されると買いからの戦略。ストップはこの0.7687-93割れで対応。ターゲットは、0.78が抑えると利食いで、超えても0.7850や0.7900を前に上げ渋りでは利食っておきたい。また、売りはRBAの政策発表で、大きく上昇したら慎重に、こういった位置を売り上がって、ストップは0.7920越えなどで対応したいが、ターゲットは、0.7722の戻り安値が守られると利食いとなる。

2021年3月2日ドルの堅調、円の軟調が続くか?

豪ドル円

  • 予想レンジ:82.40~83.50
  • 基本戦略:押し目買い
  • 予想時間:10:26 予想時レート: 82.96

豪ドル円は、下値を73.98と73.14で、ダブル・ボトムで支えて上昇が、84.96まで拡大。ただ、一旦トピッシュとなっていること、またスロー・ストキャスティクスが、反転下落を示しており、85円のサイコロジカルで一旦達成感が出るか注目したい。

ただ、下値は、基準線が控える戻り安値の81.99―82.04が支えると強いが、維持出来ない場合に、80.68の戻り安値を割れると79.68の雲の上限を目指す動きとなるが、サポートからも買いが入り易い。ただし、これも79.21の戻り安値を割れると雲の下限となる78.17まで視野となるが、買い下がり位置となる。このリスクは、77.50を割れるケースで、その場合76.54-77.12、75.73-76.09、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

一方上値は基準線の80.46から83.83の戻り高値、84.00-50などが上値を抑えるとレジスタンス形成から上昇もおぼつかない。あくまで84.95や85円をしっかりと超えて、月足からは、87.20の窓の下限、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。

従ってデイの戦略としては、押し目買い狙いから、81.83や81.99をストップに、81.17―44ゾーン方向への調整で買いを狙って、ターゲットは、83.14の戻り高値を越えないなら利食いも、超えると83.50前後では利食いを優勢したい。また売りは、この位置から84円、更に84.50まで慎重に上げ渋りを確認しながら売って、ストップは84.95越え。売りのターゲットは、82.85-15などが維持されるとこの手前では、利食いたい。

2021年3月2日ドルの堅調、円の軟調が続くか?