「Pivot(ピボット)」徹底解説!世界中のトレーダーが注目するインジケーター!

ピボット

あなたは、Pivot(ピボット)というインジケーターをご存知でしょうか。

このPivotを開発した「J・ウェルズ・ワイルダー氏」ですが、実は、他にも様々なインジケーターを開発している人なんです。

例えば、

  • RSI (Relative Strength Index )
  • ATR(Average True Range)
  • DMI(Directional Movement Index)

などが挙げられます。

これらのインジケーターはMT4をはじめ、各証券会社の売買ソフトに初期搭載されていることも多いので、この中にあなたもFXのトレードで使ったことがあるインジケーターがあるのではないでしょうか?

そのくらいJ・ウェルズ・ワイルダー氏は、FXトレーダーにとって身近なテクニカル分析のインジケーターを開発しているのです!

J・ウェルズ・ワイルダー氏の開発したインジケーターについて取り上げた記事は他にもあります!

あなたのFX学習をより深めるためにも、ぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

パラボリック ローソク足のストーカー!?パラボリックを理解しよう! ATR ATRを徹底解説!ATRにピッタリな手法を大公開! DMI 初心者でもできる!DMIを使ったトレンド判断

そもそもJ・ウェルズ・ワイルダー氏とは・・・

 J・ウェルズ・ワイルダー

米国の投資法インストラクターとして有名で、「数あるトレーディング・システムの中でも、J・ウェルズ・ワイルダー氏の開発したものは世界中でもっとも多く使われている」という説があるほどの方なのです!

それほど有名なJ・ウェルズ・ワイルダー氏が開発した、「Pivot(ピボット)」について、今回はお伝えしていきましょう^^

Pivotってなに?

Pivot

Pivotと呼ばれるインジケーターは、”回転軸”を意味しており、FXだけに留まらず、近年では企業経営において、「方向転換」や「路線変更」を表す用語としても使われていますね。

コンパスの中心軸を思い浮かべてもらえると、このインジケーターをイメージしやすいかと思います。

RSIやATR、DMIなどのインジケーターとは異なり、日本のFX証券会社ではPivotを搭載していない証券会社が多いので、もしかしたらあまり馴染みがないかもしれませんね。

ちなみに、MT4(メタトレーダー4)にも、Pivotは後から入れなければいけません。

Pivotはもともと、先物市場で使われていたそうなのですが、現在はFXの世界でも支持されており、特にロンドンタイムやニューヨークタイムによく機能するといわれています。

またPivotは、欧米のFXトレーダーの多くが使っているインジケーターともいわれています。

一般的に使われているPivotは、RSIや移動平均線とは異なり、確認する期間を設定するなどの項目はありません。

そのため、他のインジケーターのように複雑な設定で多様性がない分、Pivotを使ってトレードをする人は、ほとんどの人が同じラインを見ていることになります。

ロンドンタイム、ニューヨークタイムにトレードをする方は、Pivotを使えば海外のトレーダーと同じ目線でトレードが可能になるかもしれません。

なおPivotは、元々MT4に入っているものではないので、インターネットで「Pivot インジケーター ダウンロード」などと検索してみてください。

MT4で使える無料のPivotをダウンロードすることが可能なので、あなたに合ったPivotをチョイスしてくださいね^^

Pivotの求め方は?

Pivotは、前日の値動きから当日の値動きの範囲を予測しようというものとなります。

上から、

Pivotの各ライン

という名前のラインで、チャート上に当日のレジスタンスラインやサポートラインを表示させてくれるインジケーターです。

Pivotは、表示させているチャート上で0時になると、前日の値を元に計算されます。

このラインは前日の高値、安値、終値を使って計算されていて、毎日、最新のラインが自動的に表示されます。

またPivotは、前日の価格変動から売り圧力・買い圧力の強さを捉えようとするため、具体的には、前日の安値から当日のPivotまでを“買い圧力”と認識し、前日の高値から当日のPivotまでを“売り圧力”とします。

こちらがPivotの計算式となります。

Pivotの計算式

計算式を見てもらうと分りやすいかと思いますが、当日のPivotを中心にして前日の値動きが当日に反映されています。

なお、その翌日にはその圧力は買いの場合は“上向き”に働き、売りの場合は“下向き”に働くとの考えのもの考案された指標のため、その様な計算式となっています。

また、前日の値動きを元にデータが作られているので、デイトレードやスキャルピングなどの短期売買向けの指標であるといえます。

実際に表示させてみた

チャート画面のPivot

さて、計算式はわかりました!

でも実際にMT4のチャートに表示させたらどうなのか?と感じているあなた。

試しに、ご自身のMT4のチャートへPivotを反映させてみてください。

Pivotラインの節目で上げ止まったり、下げ止まったりすることがありますね。

また突破後は、ブレイクしてトレンドが発生していて、Pivotはかなり高い確率で反応しているのが分かります。

※これは後ほど、より詳しく解説します。

これを確認したら、このインジケーターを欧米のトレーダーの多くが使っているというのも納得するのではないでしょうか。

Pivotは何に使うの?

Pivotというインジケーターは主に、相場の方向性を判断するために使います。

Pivotラインは前日の値動きを元に作られているのは、ひとつ前の項目でお伝えしましたね。

その日の相場の拮抗点として作用することが多くあるので、相場に作用している圧力の強さを判断するのにも使えます。

真ん中のPivotラインを中心に、その日の価格がPivotラインの上にあれば「買いを検討する」、Pivotラインより下にあれば「売りを検討する」といった使い方が可能です。

また、レジスタンスライン(R1、R2、HBOP)サポートライン(S1、S2、LBOP)が、綺麗に相場の波形を支えるレジスタンスライン、サポートラインとして機能することも多々ありますね。

具体的には、どのように使うの?

ここまでPivotとは何なのか、計算式はどうなのかなど、お伝えしてきました。

それでは、実際にチャートを使った説明もしていきましょう。

使い方1:相場の圧力を見るために使う

Pivotで圧力の相場を見る

Pivotより価格が上に位置していれば、昨日の相場よりも上昇の圧力が強いという判断になります。

R1、R2、HBOPはそれぞれ上に行けば行くほど、それだけ上昇の圧力が強いということになるのです。

反対に、Pivotより価格が下に位置していれば、昨日の相場よりも下落圧力が強いという判断です。

S1、S2、LBOPはそれぞれ下に行けば行くほど、それだけ下落の圧力が強いといえるのです。

使い方その2:相場のサポートライン、レジスタンスラインとして使う

Pivotは、当日の相場で重要なポイントとなる価格を示していることが多々あります。

それでは、実際のMT4のチャートをご確認ください。

Pivotのラインで相場を読む

R1、R1、R2、LBOPやPivot、S1、S2、HBOPのラインがサポートライン、レジスタンスラインとして機能し、相場が押さえられたり、反発したりする様子が見受けられます。

こういった節目となるラインを突破して上昇(あるいは下落)していくようであれば、それだけその方向への勢いが強いという認識になります。

例えば、「相場がPivotを超えて上昇したら、次はR1へ到達するだろう」、「R1をも超えて上昇していったら次はR2まで到達するだろう」といったように、次の価格がどこを目標としてむかっていくのか、予測する目安としてPivotを使います。

このことから、R1を超えて相場が上昇していく場面で(上昇圧力が強いと判断できるので)買いエントリーし、R2に到達した段階で利益確定。

S1を超えて相場が下落していく場面で(下落圧力が強いと判断できるので)売りエントリーし、S2に到達した時点で利益確定。

このように、サポート(S1、S2、S3)やレジスタンス(R1、R2、R3)のラインをエントリーや利益確定の目安として使うこともできます。

ただし、必ずサポートライン、レジスタンスラインとして機能するわけではないです。

エントリーの際は慎重に、総合的に相場を判断し、相場の方向性が変わったことを確認してからエントリーを行うようにしましょう。

Pivot:まとめ

いかがでしょうか?

Pivotは、設定するだけで相場の方向性を確認することができるシンプルかつ画期的なインジケーターです。

Pivotについて知らなかった、知っていたけど使っていなかったそこのあなた!

ぜひこの機会に試してみてくださいね^^